七夕は全く関係ないのですが、久々に 「活字が足りなくて死ぬ」 と思ったので、図書館で本を読んでいました。
長いこと気になりつつ手に取ったことのなかった太平記。やっばいおもしろい。
人の名前は覚えられません。鎌倉期の歴史も全く分かりません。足利氏は幕府方? 幕府って何。
そんな壊滅的な知識で何が面白いかと言えば、軍記物と見せかけて天狗だの妖怪だのがわんさか出てくるところ。あれ、真面目な政略の話の中でなぜ天狗が踊っているの。(脚色有)
それに、やはり原文の節回しがとてもいい。平家物語なんかもそうでしたが、声に出して読みたくなります。もっと前の女流作家の文章も情緒があってそれはそれで好きですが、どちらかというと漢文に近い、歯切れが良い言い回しにとても惹かれる。
それにしても、ばたばた人が死にますね(自害で)。皆切腹が豪快すぎる。八つ切りとか十文字とかそう簡単に切れると。腹切って臓腑を掴み出すとか割とみんなやってるけど、どんだけつわものぞろいの世界なのか。
うっかり吹きました。いや、みんな至って真面目なのは分かってるんだけどさ!
日本は滅びの美学っていうけど、潔すぎるのもどうかと思います。
でも竜の右目や真田の旦那は、その時になったらこれ以上なく武士らしく潔く腹切るんだろうなと思いました。
目的も意味も失って生きていくよりも、自刃する瞬間の方が旦那は旦那らしく輝いてると思うのです。ってうっかりまた死ネタになる、あかんこれ。
ともあれ、普段読まない類のものを読んで、滾ったのでした。
軍記物を読んで、紅の糧にするべきですね。
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今日は少し帰りが遅くなり、真っ暗になった道をひたひた歩いていたのですが、久しぶりににゃんこをみました。
しかも初めて見る子にゃんこ。ふ、増えてる……? 確実に増殖している……!?
にゃんこは好き。薄暗くて人通りが少ない道なのをいいことに、しばらく見つめあってきました。鳴きまねするとじっと見つめてくれるのです。夜だから黒目が大きくてかわいいのです。ほんとに、もう、癒される。
それで、ペットパラレルが書きたいと唐突に思いました。
※きみぺ二重パロではなく、旦那がにゃんこだったり佐助が小鳥だったりする文字どおりの人外パラレル。
実は以前、考えるパラレルが軒並み死ネタ別れネタばっかりになっているので、脈絡なくいちゃいちゃしている佐幸がほしいと思ってつらつら考えていたのです。そうして浮かんだのがおんなじ飼い主に面倒見てもらってる2人。
動物なら何のしがらみもないし、面倒を見てもらってる身分なら食う食われるの生存競争に殺伐とすることもない。それに、何より暇そうなのが魅力です。日がな一日2人(二匹)でじゃれあってればいいよとか投げやりな妄想をしていました。
種が違う者同士がじゃれあっているのは、とても可愛いと思います。
いろいろと妄想はしているのですが、妄想しすぎて話があらぬ方向に脱線暴走、あるいは何に萌えていたのか忘れて意味が分からなくなるのが定着してきています。
これはまずい傾向です。
先日の相合傘佐幸ネタも、じんわりどことなく雰囲気らぶらぶみたいな風に考えていたのですが、いつのまにかにゃんにゃんしています。うっかり書いてしまう前に忘れるんだ主に後半。前半の純粋な空気を思い出すんだ。
立浪草は、7月の4日か6日あたりの誕生花になっていた気がしていたのですが、
調べなおしたら7月3日でした。
おぉっと。うっかり過ぎてた。
というわけで6日の予定を1日繰り上げ、無理やり上げました。もっと丁寧に描写したかったけど、いくら時間をかけても大して変わらない気がします。
次第にほだされて気持ちが緩んでいくって、私にとっていつもものすごい難関です。どこまで意地をはらせればいいものやら本気で分かりません。
この虫萌えが形になる前にお友達に話したところ、ま○はらの hung○y spide○ に似てるね、と一発で言い当てられました。
私も似ている気はしていましたが、人に指摘されるとは思ってなかったので正直びっくりしました。ばれないと思ってても、言わないだけでみんな結構分かってるものなのですね。
当初は、旦那が蝶とかいう案もないでもなかったのです。
蟻に育てられる なんとかシジミ? とかいう蝶がいるそうで、それも最後は殺されずに終わる方向だったんですね。歌詞まんまやん。しかしそれだと佐助が精神的にすごく可哀相なことになるので、お蔵入りとなりました。それに旦那は蝶なんて華やかな柄じゃないと思うんだ。
死ネタは書いてる間は楽しいのですが、読み返すと鬱になるのでいけません。
次こそは胸を張って佐幸といえるようなのを上げたいですね。
この間遊んだとき、お友達にコタの顔が見えるアングルがあるらしいと聞きました。
そのお友達のお友達によると、ちょっとおじさんっぽかったそうです。
それは予備知識なく見たらなかなか衝撃的。
誰ともなくばさらー(この場合、人を表す代名詞) の間に コタ=フェアリー という固定観念が出回っていたために、私も特に理由なく佐助と同年くらいかな、と思っていました。
その噂を教えてくれたお友達も、「こたは可愛いんだ!」と受け入れがたいようでありました。
しかし。しかしですよ。
何度か叫んでおりますように私は無類のおじさま好きでありまして。
まさかそういう可能性があるとは想像すらしていませんでしたが。
ごめん、滾る。
ちょ、思いがけずど真ん中だよ! そんな発想はなかったけど、聞いたらもうものっそ萌えて困ります。
ほんとにこたが小十とかよりちょっと上な感じのおじさんだったらまじでほれる。あの頬の赤いペイントはひげなのか、そうなのか!
すっごく今更ですが、ふっと暇だと思ったので(思った だけで実際はそうでもない) 3話を一気に見ました。
突っ込みも今更だし、どちらかというとぼけ属性のよるべでは突っ込みきれないので、あえて何も言いませぬ。今言いたいことはひとつだけ。
ありがとうバサラ。
まじでありがとうアニメスタッフ。
むしろあのいっそ清々しいキャラゲーに1本の話をつけた時点ですばらしいと思うよ。
とりあえずこれで佐すがと蘭いつの株が上がったと思います。あと、なんていうか、あれなかんじのお嬢さんばかりを狙い撃ちにしているわけではないことが分かってちょっと安心しました。うん、ばさらは全年齢向けの健全なゲームです。
みんな筆頭の首絞めるのが好きですよね。(文字どおりの意味で)
小田原CDでも覇王さんに絞殺されかけてたし、小説の方でも親がいただけで同じような状況でした。あと2の漫画の方でもそうでなかったっけか。ここまでは全部秀吉。霜月さんの漫画の記憶はないのですが、そこでは絞殺はなかったかな。とりあえず佐助が最強だったことしか覚えていません。
で、アニメで魔王さんに絞められてるでしょ。
なんだろう、筆頭自身Sのくせに虐げたくなるオーラでも出しているのでしょうか。首絞めてください的な。
Sが攻められてるとか年下が攻めてるとかいう倒錯的なのは好物ですが。
またそれかと思わないでもなかったという話。
またかー、なネタといえば今回の旦那に関しても言えますが。
旦那は仕方がない。お館様がいなきゃ旦那は旦那として成り立ちませんから。その芯を失ったときどうするかというのは、最大の主題だと思います。
他には破廉恥発言関連とかでしょうか。そっちにいったら確実にギャグになる気がする。
そしてやっぱり、最後に元の鞘におさまって、晴天の下できらきら闘ってる彼らを見て和みました。ばさらはこれでないといけません。それぞれの好敵手と向き合ってる時が一番いきいきしてる。
真剣を向けあいながら、永遠に終わらない遊戯に興じている2人が一番好きです。
おまけのように佐助の話。
アニメの佐助はかつてなく幸せなのではないかとふと思いました。最後とか、初代ゲーム時代には考えられなかった距離の近さではないですか。謙信様ご存命というのも大きいでしょうけれど。
そうか、かすがが心を開いてくれたら佐助は幸せになれるのか!
これは新発見。しかし本人が気付いていないという悲劇。
結局可哀相というオチでした。
ばさらアニメの2期をやるそうですね。録画はしてあるものの、まだ9話までしか見ていないので情報についていけておりません。
しかし、実は2期はあまり期待していないのです。
だって、1期が期待のはるか上を行ったのですもの。
2期をやるなら今回以上、悪くても同等の水準を期待されるのですから、相当頑張らないと達成できないでしょう。やったら見ますけどね。
とりあえず、これから10話以降を見て世間に追い付こうと思います。
遅れついでに、すでに過ぎ去った父の日関連のお話を少し。昨夜はほんとに眠くて朦朧としていたので、ネタは考えてたのにすっかり忘れておりました。
ずばり、年頃の女の子の「お父さん、くさーい」について。(言うても結局くだらない)
人間は、本能的にできるだけ自分と離れた遺伝子を持つ相手を探そうとするそうです。
だから、適齢期になると血縁的に近い人の体臭を不快に感じるようになる、と聞いたことがあります。逆に、子どもができたら子を育てるのに安全な環境を求めるようになるので、親のにおいが不快ではなくなるそうです。
なので、年頃の女の子が父親を嫌がるのは生物学的に仕方ないことなのです。
この辺から痛々しくばさらキャラで父親妄想。
娘に 寄らないで 的なことを言われたら。
旦那はなにはともあれ佐助に泣きつくと思います。
娘は誰はばかりなく溺愛している旦那、拒まれたのが相当ショックで滂沱の涙を流しながら佐助になんとかせよと無理言うのです。佐助はそろそろ反抗期が来たんだなぁくらいだけど、旦那はそれどころじゃない。お前はにおいがしない、体臭を消す忍びの薬をよこせとまた無理を言いだします。渋る佐助。
「えー、俺は旦那のにおい、好きだけど」「お前に好かれても嬉しゅうないわ!」 てんぱってる旦那、さらっと言った一言が忍びをぐさーっと傷つけたのに気づきません。
傷心の佐助はとことんネガティブ。どうせ俺なんていらないんだ、真田の奥方もいるし邪魔でしかないよね(旦那は普通に結婚しているという進みすぎた妄想の産物)、忍び働きもしてない忍びなんてゴミも同じじゃないか、とか思いつめて勢い余って姿をくらまそうとします。
でも気が変わった旦那が抱きしめて、「お前は良いにおいがするな」 とか言っただけで機嫌直して結局いちゃいちゃしてればいいってあれ、父親妄想をしようとしたはずが初めから最後まで佐幸じゃないかこれ。
……気を取り直して、一方同じことを言われた筆頭の場合。
常にかっこよさにこだわりを持ってそうな筆頭、娘の前ではあくまでクールに決めてるけど、夜一人で枕を濡らしてると思います。見栄っ張りだけどナイーブな子。小十郎は常に手のかかる息子を持つ父上の気分です。扉の影とかから見守りながら、主の辛さを一緒に耐えることこそ忠義とか思ってたらいい。
気を取り直そうとしたら大して妄想が広がらなかったという罠。筆頭はどちらかというと母上の方が(げっふんげっふん)
筆頭はにょたの方が書きやすいと、最近気づきました。
じわじわとさなだて風味が増殖しておりますが、本命は佐幸ですので傾向変更はしない所存でございます。
そろそろ死人が出ない話を上げたいと思って、父の日ネタで考えてはみたものの。
例の如く長くなり、間に合わなくなって(また)時節ものにし損ねました。
さくらの話も上げ始めてから完結までに3か月近く経っていましたしね。
感想くださった方、本当にありがとうございます。元気が出ました。
今回はこどもの日の反省を踏まえてちゃんと3日くらい前から構成を考え書き始めていたのですが、書きたかったところまではるかに及ばないってどういうこと。
紅も始動したというのに、この相変わらずの駄目っぷり。
虫も早く仕上げたいのに(まだ熱い)、この上連載が進まない要素を増やしてどうしたいのかといえば、多分 「萌えた瞬間に書きなぐる」 という手法をどうにかして取り入れたかったのだと思われます。
最近は妄想してもすぐ忘れるから、どうにかして形にとどめておきたかったのでしょう。
佐幸サイトをうたいながら初めてのにょたが筆頭なのは、アレです。私がさなだての人だからです。筆頭は乙女でいてくれた方が、万事丸く収まる。
とりあえず、イヤホンのコードで遊ぶちっちゃい子にもえたのが始まりだったとだけ言っておきます。
今度こそさくさくっとそこまで書き上げて仕上げたいです。
続きから、コメントをくださった方へ。