さて、順番が前後しましたが。
昨日、明咲さんと九度山の真田祭に行ってきました。
大して真田に興味もないのに付き合ってくれてありがとう。でも私はすごく楽しかった!
どこを見ても六文銭。真田まつり ってのぼりが5mおきに上がってるもんだから無駄に滾る。
あいにくの空模様でしたが、ちらほらいる他の観光客らしい方についていきつつ、何となく主なところは回れた気がします。
目当ての武者行列は待ち伏せて先回りして追いかけて3回くらい見ました。鎧甲冑かっこいい。馬こわいけど騎馬武者めちゃめちゃ格好いい!
前立てとかもすごいいろいろあって面白かったです。でも足軽の陣笠ですらかっこいいと思う。
具足のどこがいいと聞かれても困るのですよね。ただ具足だけ置いてあってもあまりときめかない。人が身につけてこそだと思います。あと和服の襟にものすごくときめきます。男の着物ほんとに好き。
みなさん雨の中、ほんとにお疲れ様でした。
ところで。
九度山にはご当地弁当とか、ないのですね。大々的な観光地ではないとは思いますし、気付かなかった可能性もありますが、珍しいと感じました。
真田庵で食べたむぎもちも安くておいしくてお腹にたまったのでよかったのですが、せっかくなら真田弁当とか作ってみればいいと思うのです。期間限定でも。
いたるところで花見だ祭りだとあやかって弁当を売りさばく商人は割と冷ややかな目で見ている方ではあります。
しかし真田は別。
12×8㎝くらいの楕円形で、朱塗りに白抜きの6文銭もしくは漆塗りに朱抜きの6文銭とか入ったちょっと立派な弁当箱に入れて売ってくれたら、むしろ破子目当てで買います。千円くらいまでなら迷わず出せます。
・案その1 「普通にご当地和風弁当」
ご飯と、地域で生産している素材を組み合わせた、割と普通の幕の内弁当。
おにぎりは六文銭をかたどっており、煮物は三好入道の投げた大岩、豆は筧の弾丸、という具合に、無理やり真田十勇士にちなませている。デザートは柿。
どうでもいいけどにんじんが花菱とかになってたら悶え死ねる。
・案その2 「食べ合わせなんて気にしない赤備え弁当」
真田の赤備えにちなみ、とことん赤い食材を詰め込んだ弁当。
紅鮭ににんじんの煮物、トマト、着色料使いまくりの真っ赤なたこさんウィンナー、オムライスにはケチャップで六文銭が書いてある。デザートはいちご。
その辺の幕の内でコロッケと焼き魚が普通に同居している時代だから、それほどおかしくもないかもしれない。
色彩効果で食べる前からお腹いっぱいになりそう。
・案その3 「日の丸弁当」
いっそ弁当箱いっぱいの白米に六文銭の味付きのりとかでもいい。さりげなく二層になっていて、不健康に真っ赤な福神漬けとかが挟んであれば味としても十分。
要するに中身は大した問題ではないのですよ。でも弁当箱だけ売っててもきっと買わない。
そんなミーハーな女性ファンがいることに一般人は気づくまい。そういう商売に抜け目ないのは某ゲーム会社ですものね。
上田の方には 真田御膳 という駅弁ならあるらしいのですが、容器はどうなのでしょう。来年の狙いは上田の真田祭です。平日の中日だろうと夜行で往復すれば日帰りで行ける!