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2025/10/17 09:29 |
魚が弱いと書いて鰯
料理には、生物学実験が絡んでいるようです。


本日、片口いわし というものを買ってみました。3寸程のお魚たちが10尾くらいパックされているアレ。

買った時点では丸ごと汁物にでも放り込めば食べられるだろう、などと軽く考えていたのですが、(手羽元とかそのままカレーに放り込んだら割とおいしかったのでそれでいいと思っている)
何となく思い立って調べてみたところ、どうやら頭と内臓は使わないらしい。

といっても、私はこれまで切り身しか扱ったことがなく、さばき方もテレビで見たうろ覚えの知識しかありません。
どうやるんだろう、ととりあえず包丁を握ってみて、試行錯誤すること10数秒。

これ、ちぎった方が早いのでは?

と、やってみると案外容易くもげてしまったから意表を突かれました。ずいぶん前に百均で買った手袋が余っていてよかった。
はじめは少し驚きましたが、内臓が出てくると、解剖実験を思い出して思わずまじまじと観察してしまいました。といっても、これ腸かな、とか、これ心臓かな、とぼんやり考えるだけでしたが。

あれほど脆ければ日持ちもしないだろうと珍しく気が回って、全部さばいた上冷凍庫に入れた自分をほめたいです。
なんだかまだ台所が生臭いような気がします。なぜ切り身ではなく敢えてあんな手間のかかるものを買ってしまったのでしょう。安かったからか。


臓腑をひきずりだしてやろうかとか首だけ愛してあげるとかえげつない表現ばかりがポエムができてしまいそうな勢いで浮かんで困ります。なまじうちの忍びの思考にありそうだからもっと困る。
そんなまっくろな忍びにうっかり萌えてしまう自分が一番困る。


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2009/03/17 23:28 | 雑記

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