鈍くさいです。超が付きます。
今日の通学電車でも普通にしていれば確実に座れるであろうところで最後まで座れませんでした。1時間仁王立ちは辛い。
超がつくほど鈍くさいくせに気は短いです。よく知らない人に悪態をついています。最悪な人種です。苛々して、誰か刺し殺してやろうかとか物騒なことを考えていました。後から乗ってきたくせになんだてめぇら、とか。鈍くさい自分が悪いのですが。
どうしようもない怒りにかられた時には、深呼吸をして気を静めよと父上がおっしゃっていたとか幸村が回想してる小説(回りくどい)をどこかで読んだ気がします。池波さんあたりの時代小説だったか、同人サイトだったかは忘れましたが、ともあれそんな文章を読んでから、いらっとしたらまず深く深く息を吸って、ゆっくり吐くようにしています。
大抵、1度で動悸が治まり、2度、3度繰り返せば何となーく落ちつけたような気分になってきます。
しかし、それでも治まりようのない苛立ちもあるわけで。
そういう時は、幸村の気持ちになってみます。
……このあたりでものすごい阿呆ですが気にしません。これほんとに元気が出るんだ。
此度場所をとれなんだは、己の未熟ゆえ。己の落ち度を人のせいにし、あまつさえ八つ当たりしようなどと、片腹痛い。叱ってくだされお館様、何事も試練と思えぬ弱き心を。
此度のことも、鍛錬と思うて全力で取り組む所存。次こそは必ずや風林火山の旗の元取って果たして見せますれば、見ていてくだされお館様ぁ!
不覚にもにやけました。(電車の中で)
ああほんと元気になる。何事も己の未熟ゆえ、精進あるのみという精神は非常によろしいと思います。素でこんな生き方できたら格好いいですよね。度が過ぎるとばかですけどね。この場合、一番のばかは私ですがね。
帰りはちゃんと座れました。本格的に混む時間からちょっとずれてたからです。あれで座れなかったら逆に感心します。そして諦めがつきます。
判断力はなくても、運にはまだ見離されていないらしい、ってところで。
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