佐助なら、安売りの物を組み合わせてある程度手の込んだものをささっと作ってくれると思います。
サツマイモならスイートポテトとかサラダとか。豆腐だったら豆腐ハンバーグとかーごま酢味噌和えとか。あれ、そんなに手込んでない。
安売りの食材だけを組み合わせ素早く一食作る、という主婦の基本技術を完璧に身につけている佐助の手料理は、どこか懐かしいオカンの味です。
筆頭だったら、特売とか全く気にせず食べたい気分の物を躊躇いなくかごに放り込むと思います。
求める水準の素材があり、なおかつ気が向いたら、極々稀に手料理を作ってくれたりします。ものすごく相手は選ぶけど。
作る時はこだわり抜くので、非常においしくはあるけれど日常的に食べる料理ではありません。
旦那は、基本的にそのまま食べられる物にしか手を出さないと思います。果物とかお菓子とか。
火を通そうとしても待ちきれなくて加熱が甘いから、自分で作ってもあんまりおいしくない。
お湯を入れるだけのカップ麺ですら3分待てなくてまともにできないので、専らチンしておいしいとかいう系統のレトルト食品で飢えをしのいでいます。
でまあ、何が言いたいかと申しますとね。
一家に一台、家政婦さすけ!
とか売り出されたら本気で欲しいと、久しぶりに自分で用意した夕飯を一人でもふもふ食べながら思ったわけです。今晩の品目は、安売りしてたサツマイモのでっかい焼きイモ。以上。マーガリンと牛乳で頂けばそこそこお腹は膨れます。
他に人がいるならともかく、自分だけのために切って皿に盛り付けてってなんだかさみしくありませんか。せっかく食べ応えがありそうなイモがごろんと目の前にあるのだから、丸かじりしたくなるのは心理ではありませんか。
ちなみにいもだからレンジでチンしましたが、これがトマトやキュウリやキャベツだったら丸かじりします。料理きらい。
おかし じゃない だけ いいのでは ないでしょうか
……おかあさんって、ありがたいですね。いや、ほんとうに。
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