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2025/10/16 20:40 |
どうしても無理

大したことではないですが、ちょっと情緒不安定なのでいつにも増して痛々しいです。ナチュラルにホモ。
更に人によっては暴言に感じるかもしれません。

自分の趣向に気付くのが遅すぎて自爆してちゃあ世話 ない で  す   。


*  *  *



 愛は略奪だ。
 他の全てから奪い去りたくなる。閉じ込めて自分だけのものにしたくなる。その目に映る自分以外の存在を抹消したくなる。
 自分だけに向ける感情を持っていてくれれば、それだけで満ち足りる。たとえそれが、憎悪や侮蔑であっても。
 どうしても手に入らなければ、手ずから壊してしまいたくなる。

 息の根を止める瞬間だけは、自分だけのものになるのだから。




「それはまた、ずいぶんと、」
 歪んでるよねぇ、と、鮮やかな橙の髪をもつ男が木の上から言葉を投げる。力の抜けた言い様は笑いさえ含んで、本心は読みにくい。

「愛も嫉妬も独占欲も、突き詰めれば同じ物だろうよ」
 隻眼の竜が、地上から見上げて嗤った。そうかい、と軽く受け流しながら、枝上の男の機嫌は決して良くない。隻眼ながら整いすぎた顔が目障りで仕方がない。何の臆面もなく愛だのなんだの嘯くその口を耳まで裂いてやろうか。

「それで、旦那を振り向かそうとしつこくちょっかいをかけてくるわけかい。こっちはいい迷惑だ」
「アンタだって同じじゃねえか。主の目が俺に向けられるのが嫌で仕方ないんだろう」
 せせるような言葉に目を眇める。あながちはずれでもないことに苛立ちが募る。
「さて、どうだかね」
 はぐらかせば、竜は愉快気に喉を鳴らした。

 忍の身には、愛がどういうものかはわからぬ。ただ自分は主のあるところにだけ存在でき、主がいらぬと切り捨てた瞬間に塵芥と同じになる。
 竜の言うとおりかもしれない。自分だけを見ていてほしい。他のくだらないものに命を賭けるようなまねはしないでほしい。まるきり、同じといってもいい。
 狂おしいほどに欲するその感情を、愛と呼ぶのなら。

「アンタのそれは、愛なんかじゃない。ただの自分勝手なわがまま。子供じみた独占欲」
 こんな醜い感情に、崇高な名をつけるなどおこがましい。
 それなら、俺のこの感情も愛なんかじゃなくていい。

「アンタにやるものなんか、なにもない」
 旦那は殺させないし、殺されてやる気もない。

 これに 愛という名がつかなくても。


「俺の全ては旦那のものだもの」



*  *  *



優位な佐助が書きたかった。(優位か?) 反省はしていない。


昔からずっと自分はダテサナもいける人だと思っていたのですが、かなり苦手だったことに昨夜気付きました。
ダテサナで艶めいた関係とかほんと無理。ダテ→サナもしくはサナ→ダテは有りでもダテ←サナはない。絶対ない。

というのは、昨晩携帯で だて×さな←さ 的な構図の転生長編を延々読んでいたら、何だか悲しくなってきてしまったのです。ほのぼの幸せ佐幸を推して参る身にはそういう話は鬼門。旦那の心が独眼竜に傾いてちゃあ忍に勝ち目ないじゃん。
それにしてもここまで拒絶反応が出るとは思わなかった。蒼紅は好きだけど、あくまで好敵手な関係でじゃれあってればいいということか。うん確かに男にやさしい筆頭なんて気持ち悪(ゲフンゲフン)

旦那と忍は 愛 なんて言葉で縛らずとも、光と影みたいにお互いに片割れが離れていくなんて考えもしないような関係がいい。
「俺様と旦那の間に入る余地なんてないんだぜ、ふふん」 とか強気で言ってる佐助を見ると、なんというかすごく和む。その通りだとも戦国一のバカップル。それでこそ真田主従。そして現代でさらに拍車がかかればいい。

あのどろどろ三角関係がどう決着するのかすごく気になりますが、ダテサナオチで佐助が可哀そうなことになるフラグ満載だったので読んだらとどめを刺されそうな気がします。

佐幸がみたい。砂糖吐けそうなほど甘ったるい佐幸が。


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2009/03/30 15:02 | Comments(0) | ばさら

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